静岡市駿河区の歯医者が注目するセラミック治療！インプラントとの違いとは？
セラミック治療は歯の修復による機能・審美回復が目的
セラミック治療は、虫歯治療や欠けた歯をレジンなどの素材で補填する機能回復や補綴治療を目的とした治療方法です。歯根が残った歯から破損や欠損した部分を素材で修復することを目的としているため、失った歯を再現するインプラント治療とは根本的に違います。
セラミック治療で使用される素材はセラミックやレジンなど、表面に艶があり透過性の高い審美性に優れた材質です。インプラントの上部構造部分にも使われることが多く、審美回復目的で行う患者様も多い治療方法になります。
セラミック治療では歯を大幅に削る場合がある
セラミック治療は歯の欠損部分に厚みを出すため、あえて歯を削って削った部分にセラミックなどを補綴する必要があります。基本的にセラミック治療では健康な歯を大量に削るケースがあるため、天然歯をできる限り残したい方には不向きです。
また、セラミック治療は審美回復としての側面が大きいため、基本的に保険適用外で治療費が高額になる傾向にあります。土台となる歯根が残っていることが条件となる治療法なので、歯を失った患者様の機能回復を図るインプラントとは似て非なるものです。
使用する人工歯の材質はインプラントとセラミック治療はほぼ同じ
セラミック治療で使われる素材には、陶材のセラミックやジルコニア、チタン合金など様々です。インプラント治療における上部構造と同じ素材が用いられ、セラミック治療では光沢感や色合いが天然歯に近いオールセラミックスに人気があります。
セラミック治療は審美治療と捉えられており、基本的に自由診療なので決して治療費は安くありません。表面的な素材はインプラントと同じものを使用していますが、治療目的が根本的に異なります。
