インプラント治療以外にも歯の修復と機能回復を図れる歯科治療の種類
歯科矯正・小児矯正
歯科矯正は歯並びや噛み合わせの改善を主な目的とし、小児矯正は6歳から12歳までの間に行う歯科矯正のことです。ワイヤーやブランケットなどの金具や装置を使い、少しずつ歯や顎に力を加えて歯列や顎の位置を矯正していきます。
重度の場合は外科手術が必要となり、顎関節症などの先天性の疾患であれば保険の適用が可能です。近年はマウスピース矯正の人気が高く、従来の矯正治療より審美性や治療期間が大幅に改善されています。
セラミック治療
虫歯治療や歯のトラブルで失った歯をセラミックで補綴する治療方法です。セラミック治療に使用するセラミックスなどの素材はインプラントにも用いられており、丈夫で審美性が高いものなど様々な材質があります。
欠損した歯を人工歯で補充して修復・機能回復を図る治療方法なので、歯根がないと施術ができません。かつてのセラミック治療は天然歯を大幅に削るリスクがありましたが、現在は微量の歯を削って審美性を高める様々な治療方法があります。
歯科医との相談で患者様に合った適切な歯科治療を選びましょう
インプラント治療は失った歯の代わりに、外科手術で義歯を埋め込む治療方法です。手術による治療が必要になるため、患者様の身体には少なからず負担がかかります。歯の矯正や修復・回復目的であればほかにも治療方法があるので、自分に合った治療方法を歯科医と相談して決めてください。
インプラント治療は高額なため、経済的にも患者様の負担は大きいです。歯の代用品は入れ歯や差し歯などもあるので、インプラント治療が本当に必要かどうかを慎重に考えましょう。