インプラントの治療期間は平均どのくらいかをケースごとに紹介
手術回数は1～2回だが治療期間は3～12ヶ月が一般的
インプラント治療は一般的に、治療開始から終了まで3〜12ヶ月が一般的と言われています。手術自体は約1〜2日で完了しますが、埋め込んだインプラント体は顎骨と結合するまで待たなくてはなりません。骨の結合にかかる時間は年齢や個人差で異なりますが、大体半年から1年とされています。
また、治療期間は骨造成手術や虫歯治療などを含めるとさらに期間が長くなります。インプラント箇所によっても時間がかかることもあり、治療期間はケースバイケースです。
インプラントは顎の骨と結合するまで約半年程度かかる
インプラント体は埋め込んだ顎の骨と金属が結合するまで、約半年程度かかるとされています。結合させる際は骨補填材をインプラント体と顎骨に注入しますが、骨の結合には個人差があります。年齢が若いほど再生力が高く、高齢になるほど再生力が弱まり結合までの時間が長くなりがちです。
インプラントは手術自体は非常に短いですが、治療期間のほとんどは結合に時間を要します。手術後はなるべく早くインプラント体と骨を結合させるため、負担をかけないように安静にしましょう。
治療後もメンテナンスのために3ヶ月に1度か年3回程度の通院が必要
インプラント治療は、手術後直後が一番慎重になるべきタイミングです。骨と結合していない不安定なインプラント体は丁寧に扱う必要があり、固定部分が緩まないように刺激や衝撃を避けるようにします。結合して定着する前に歯科医院でメンテナンスを行い、インプラントの状態を見てもらうことをおすすめします。
定期メンテナンスは、基本的に患者様の自由意志です。インプラントの寿命を延ばし、健康維持のためには3ヶ月に1度、1年に3回程度の頻度で定期メンテナンスを受けてください。
